5.議事録
◆作業の概要、目的、タイミング
会議終了後、なるべく早く作成する。
その場にいなかった関係者や、(プロジェクトに)途中から入った人でも、読めば経緯が分かるようにする。
決定事項や双方の責任範囲を明確にし、後になって「言った/言わない」のトラブルを防ぐ。
- 場合によっては、裁判や調停の材料になることもある。
◆事前に必要なもの、情報
この作業の前段階として以下の作業を行い、また、作業に必要な情報として以下のものや情報等を用意しておく。
| この前の作業 | 事前情報、他 |
|---|---|
| ・会議の進行 | ・会議メモ、会議資料 |
◆具体的な作業項目、手順
議事録の取り扱い方
- 会議メモなどをもとに、作成する。
あらかじめ議事録フォーマットがあれば、それを使う。 - 内部回覧・確認 → (修正) → 承認
- 外部回覧・確認 → (修正) → 承認
- (ファイルまたは紙を)保管する。
◆議事録として一般的な項目
会議名、日時、場所、書記
出席者
- 複数の会社の人が出席している場合は、(相手の会社の人は)会社名や役職名も書く。身内は呼び捨て。
ex. 「株式会社○○(相手方) A課長、B様 株式会社△△(自社) C、D」
議事項目
- フォーマットと内容ボリュームによっては、議題部分(議事項目のみ)と詳細部分に分ける。議事項目にはくどくど書かない。
議事録の1枚目で、その会議の概要がつかめるようにするため。
議事詳細
- 議事項目の順番に準じて、詳細を書く。内容に応じて適切に分類し、それぞれの経緯~結論を簡潔明瞭に書く。
場合によっては、詳細を添付資料に分ける。
決定事項
- 「何が」「どうなる」、「誰が」「どうする」など、5W2Hを明確にする。
検討事項
- 「誰が」「いつまでに」「何を」検討しないといけないのか、決定の条件・制限事項は何か、を明確にする。
今後の作業
- 「誰が」「いつまでに」「何を」するのか、を明確にする。
次回予定
- 分かっている場合は、記載しておく。
添付資料
- ある場合は、その資料タイトルを議事録内にリストアップし、添付する。
(紙なら添付、ファイルなら議事録と同じ場所に保管、など。)
◆成果物、最終イメージ、作業例
この作業で以下の成果物を出す。または完成イメージの状態にする。それをこの後の作業につなげる。
| 成果物、完成イメージ、他 | この後の作業 |
|---|---|
| ・議事録 | ・話し合われたことに準じた作業 |
◆作業上のポイント、注意点
議事録を正確に作成するためにも、(会議中の)メモはきちんと取る。
ミスのないよう、気を付ける。「後に残る文書」「人に見せる文書」であることを意識する。
- 固有名詞、日付・数字の間違いは論外。
- 誤字脱字、言葉の間違い、文のかかり方などに注意する。
⇒ 意味が変わったり、誤解されたりする。
作って「おしまい」ではなく、関係者の確認・承認を受けるまでが議事録の仕事となることを意識する。
ファイル名の付け方を工夫する。
- 「会議名+日付」は、よくあるパターン(「○×会議20110315.doc」など)。
日付を含めておくと後で分かりやすく、並べ替えもしやすい。
プロジェクトや内容によっては、社外秘のこともある。
確認・承認方法、保管方法、外部とのやり取りなど、十分注意する。
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