1.案件・要望について

◆作業の概要、目的、タイミング

顧客から仕事をもらうため、まずは話を聞く。
  • このヒアリング内容からシステム化の提案をして、それが認められれば仕事の注文をもらえる。
    つまり、ヒアリングがうまくいかなければ提案にはつながらないし、当然注文ももらえない。
顧客がどんなシステムを望んでいるのか、システムによって何をやりたいのかを知る。
  • 顧客が望んでいないものや、やりたくないことを提案しても、当然買ってくれない。

◆事前に必要なもの、情報

この作業の前段階として以下の作業を行い、また、作業に必要な情報として以下のものや情報等を用意しておく。

この前の作業 事前情報、他
・アポイントメント
・事前調査
・相手の会社・業界の基本情報
・案件の基本情報

◆具体的な作業項目、手順

会話のやりとりを通じて、「○○したい」とユーザが漠然と抱いているイメージをできるだけ具体化・数値化していく。
  • 「具体的に教えてください」とお願いししても、相手もよく分かっていなくて答えられなかったり、どう表現すればいいのか分からなかったりすることも多い。
    こちらから例や選択肢を出していくことで、相手を話しやすくし、こちらが求める内容を引き出していく。
    • 「~とおっしゃった部分は、実際にはどういうケースがありますか?」
    • 「『増やしたい』というのは、具体的にはどの程度のことですか?」
    • 「それは、例えば~ということですか?」
    • 「それにはAやBといったやり方が考えられますが、御社ではどうですか?」
  • 「いつまでにやりたい」という要望があれば、あわせて聞いておく。
システムについてのことだけでなく、その業務的・経営的な背景を聞く。
  • これが、システム構築の目的・目標となる。
    「システムを作ること」が最終目的ではなく、業務的・経営的なニーズを満たすことが最終目的。
    そのニーズを満たすための手段として、必ずしもシステム化が最適解であるとは限らない。
案件に直接関連した話だけでなく、その案件のベースとなる業務についても詳しく知る必要がある。

⇒ 「2.関連業務・現行IT状況についての情報収集、ヒアリング」参照

メモを取る。
  • 必要・重要な情報、そうでない情報とを切り分ける。
  • 「事実」と「誰かの意見・感想」を切り分ける。
  • 数字や日付などは、漏らさず正確にメモする。

◆成果物、最終イメージ、作業例

この作業で以下の成果物を出す。または完成イメージの状態にする。それをこの後の作業につなげる。

成果物、完成イメージ、他 この後の作業
・ヒアリングメモ
・(場合によっては)関連資料、データなどをもらう
・議事録
・得た情報をもとにした、システム企画・提案

◆作業上のポイント、注意点

話を聞くにも、手ぶらではいけない。
相手がどんな会社で何をしているところか、などの基本情報を持っていないと、話を切り出せないし、話についていけない。

どんなことでも、「5W2H」を意識してヒアリング・質問する。

システムを「作る」立場ではなく、システムを「使う」相手の立場で考え、疑問を持ち、質問する。

相手が言ったことに対して「はい、そうですか」としか言わなかったら、会話は発展せず、それ以上の情報は得られない。
相手が言ったことに対してどんどん質問を投げ返し、さらに情報を引き出していく。


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