3.プログラム作成
◆作業の概要、目的、タイミング
仕様に従い、システムに必要な画面、プログラム等、各種データを作成する。
- 事前に開発環境が整っていること。
- コーディング規約が作成されており、メンバーに周知されていること。
- 必要に応じて共通関数やテンプレートなどができており、その使い方などがメンバーに周知されていること。
◆事前に必要なもの、情報
この作業の前段階として以下の作業を行い、また、作業に必要な情報として以下のものや情報等を用意しておく。
| この前の作業 | 事前情報、他 |
|---|---|
| ・仕様書(システムの内容詳細) ・開発環境準備、構築 ・コーディング規約作成 ・共通関数、テンプレートなどの作成 |
・技術知識(マシン、ソフト、プログラム言語) ・対象システムの業務知識 ・各種データなど、画面やプログラム作成に必要なもの |
◆具体的な作業項目、手順
- 当該部分の仕様を確認する。
- この時点で不明点等があったら、すぐに周囲(プロジェクトメンバー/仕様作成者、顧客/ユーザ、技術的に詳しい人...)に確認する。
- 不明点を適当に解釈してとりあえず作ってしまうと、後でもし変更することになった時の手間が大きい。
- 画面・帳票に表示する文言や業務データなどについて、顧客から指定してもらわないといけないものを洗い出し、入手する。
- データ形式に注意する。
開発環境や作業環境と合わないと、扱いにくかったり、取り込むための手間が大きかったり、そもそも使えなかったりする。 - 紙でも差し支えないもの、テキストデータのほうがいいもの、画像の形式、...
- データ形式に注意する。
- コーディング規約に従って作成する。
- 共通関数等、利用できるものは利用する。
- 適宜、コメントを付ける。プログラムも「人に見せるもの」という意識を持つ。
- この時点で不明点等があったら、すぐに周囲(プロジェクトメンバー/仕様作成者、顧客/ユーザ、技術的に詳しい人...)に確認する。
- 技術的に難易度が高いことや初めてやる作業は、1人で試行錯誤してもしょうがないことも多い。
周囲と相談しながら進めていくほうがいい。
◆成果物、最終イメージ、作業例
この作業で以下の成果物を出す。または完成イメージの状態にする。それをこの後の作業につなげる。
| 成果物、完成イメージ、他 | この後の作業 |
|---|---|
| ・プログラム、その他データ | ・単体テスト |
◆作業上のポイント、注意点
データや素材、その他情報の中で、顧客からもらわないといけないものは、
作成作業に入る前に早めに手配・依頼する。
- 手に入らないと、作業待ちになる。
- 場合によっては、期日を指定して依頼する。
- 遅れるようであれば、(待っていてもしょうがないので)できるところから着手し、本番データがないとできない部分は仮で作成しておいて、後で差し替える。
すべて1から作ろうとするのではなく、一度作ったものや人が作ったもの(サンプル)を
有効に活用する。
- プログラム作業において、「パクり」は決して悪いことではなく、むしろ勉強になる。
- 作り方や品質を均一にすることにもつながる。
- サンプルをコピーしたまま、修正すべき部分を修正し忘れるのが、一番ありがちなミス。
きちんと確認した上で、利用する。
仕様や技術上の不明点があったら、自分1人で考えていてもしょうがないので、
すぐに周囲(プロジェクトメンバー/仕様作成者、顧客/ユーザ、技術的に詳しい人...)に確認する。
- 本来、この時点で仕様に不明確な点があってはならない。(そうならないよう、仕様作成時点で明確にすべき。)
- 技術的な不明点は、自分で調べたり考えたりしているとますますハマることが多い。積極的に人に相談したほうが効率よく、新たな技術知識も得られる。
プログラム/画面単位での進捗管理を徹底する。
- 何がどの部分までできているか(○%できているか)、どの部分が残作業か、うまくいかない部分はないか
開発環境にもよるが、作業そのものはなるべくローカルマシン/個人用ディレクトリなどで行い、
だいたいできたらサーバ/共有ディレクトリにアップするやり方も考える。
- ひとつのものをみんなでつついていると、内容の整合性が取れなくなったり、ファイル自体が不具合を起こす可能性がある。
作業エリアを分けることで、途中のものを他メンバーが触る危険性が少なくなる。 - マシンやネットワークの調子などにより、サーバにアクセスできなくなることもある。
サーバのみに作業を依存していると、作業がストップする可能性もある。 - 使わないファイル(テスト的に使ったもの、変更により使わなくなったものなど)が残ったままにならないようにする。
- 最新の更新についての情報共有を徹底する必要が出る。
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