3.メニュー体系図の作成
◆作業の概要、目的、タイミング
全体の画面構成・遷移をドキュメント化する。
トップページからの展開図、またはフロー形式で表す。
主な役割を示すような画面名を付ける。
◆事前に必要なもの、情報
この作業の前段階として以下の作業を行い、また、作業に必要な情報として以下のものや情報等を用意しておく。
| この前の作業 | 事前情報、他 |
|---|---|
| ・メニュー体系検討、調整 | ・メニュー体系案 ・(作成に使う)ツールの知識 |
◆具体的な作業項目、手順
図は、画面遷移が上から下へ、または左から右へ進むようにする。
(紙の上側、または左側に、システムのトップ画面が配置される形。)
矢印で、画面の遷移を表す。
- 「次の画面へ進む」だけでなく、「前の画面に戻る」「スタート画面に戻る」こともある。
- 関連する機能の中での移動だけでなく、業務での便宜上、別の機能のある画面に移ることもある。
画面の切り替え方法・表示方法が混在する場合は、矢印や枠の書き方を工夫するなど、分かりやすくする。
- 画面全体が切り替わる/(前の画面を表示した上に)次の画面を重ねる、など
- ドキュメント上で、実線で表す/点線で表す、など
紙1枚におさめるのが一番分かりやすいが、システムによっては画面/帳票数がかなり多くなることもある。
おさまらない場合は、(複雑になりそうな)サブ機能ごと別紙に展開する書き方もある。
- 次ページに続くところ、前ページに続くところが分かりやすいようにする。
画面/帳票名だけで「それが何をする画面/帳票か」が分かる場合もあるが、
必要に応じて、その画面/帳票で扱う主なデータ項目や文言なども合わせて書くと分かりやすい。
- 紙面に余裕がないことも多いので、必須ではない。
- ここでは、全ての項目・文言を記載する必要はない。
あくまで、その画面/帳票の役割を明確化できればよい。
全項目の定義は、この後の「画面(帳票)設計」で行う。
◆成果物、最終イメージ、作業例
この作業で以下の成果物を出す。または完成イメージの状態にする。それをこの後の作業につなげる。
| 成果物、完成イメージ、他 | この後の作業 |
|---|---|
| ・メニュー体系図 | ・共通デザイン定義 ・画面設計 |
◆作業上のポイント、注意点
システム全体を表すものなので、ユーザも見るし、これから設計・製造を担当する技術者も見る。
- どちらの立場が見ても理解できるような図の書き方、(画面名などの)言葉の使い方をする。
ドキュメントは、ぱっと見て全体を理解できるようにする。
- (どこからでも色々な画面にジャンプして何でもできる、など)矢印が四方八方に入り乱れたりすると、便利かもしれないが、わけが分からなくなることも多い。
図として煩雑なだけでなく、操作手順が混乱したり実装が難しくなるなど、操作面・技術的実装面での問題も出る。
紙の図としてもシステムとしても、分かりやすいものを目指す。
メニュー体系・画面遷移を一度完成させても、この後の設計作業(共通デザイン定義、各画面設計など)を進めていくと、
構成や遷移に変更・追加が出ることも多い。
- 一度ドキュメント化したものに変更が入った場合は、必ずドキュメントも更新する。
最新の状態に更新しないまま放っておくと、システムとドキュメントとで違いが出たり、ドキュメントの各箇所で違いが出たりする。
後で見返した時、(どれが正しいのか判断できずに)わけが分からなくなる。 - 詳細部分の検討を進めた上での変更・追加は、ある程度やむを得ない(ほんとうは、ないのが理想だが、なかなかそうもいかない)。
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