1.ヒアリング情報の整理、現状とニーズの確認
◆作業の概要、目的、タイミング
収集した情報やヒアリングした話を整理する。
- 業務の現状、問題点・目標ポイント、「こうありたい」という要望などをまとめる。
必要に応じて、ドキュメント化する。
◆事前に必要なもの、情報
この作業の前段階として以下の作業を行い、また、作業に必要な情報として以下のものや情報等を用意しておく。
| この前の作業 | 事前情報、他 |
|---|---|
| ・案件, 要望についてのヒアリング ・関連業務についての情報収集、ヒアリング |
・案件, 要望、関連業務のヒアリングメモ ・その他参考資料 |
◆具体的な作業項目、手順
主に、以下の3点について情報を整理する。
- システム・業務の現状
- 現状の問題点/今後の目標ポイント
- 「こうありたい」という要望、理想の状態
- 「現状」を「理想」に近づけるための方法 が、業務改善案となる。
業務改善のひとつのやり方としてコンピュータシステムが有効であれば、それがシステム化案となる。
手書きのメモや資料などをただ眺めているだけでは、正確な整理にならない。
必要に応じて業務フロー、箇条書き、図表などを利用し、内容とポイントを明確にする。
- 5W2Hを意識し、具体的に整理する。
- 関わる人、場所、モノなどに着目し、それらの時系列/サイト別での動きや流れを明確にする。
現状や要望について、数値で考えられる場合は、できるだけ数値を明確にしておく。
- 現状、1日に○件のデータを処理 → ○件処理できるようにしたい → 月間の処理能力が○%向上し、売上が○%向上する...など
解消したい問題点や達成したい目標などには、可能であれば、優先順位をつけておく。
- 最優先で解決・達成しないといけないこと (いつまでに、どの程度にしないといけないか?)
- そこまでの緊急度・優先度はないが、解決・達成したいこと
- もしできれば、やりたいこと
業務上の制限事項や特記事項なども、あわせてまとめておく。
◆成果物、最終イメージ、作業例
この作業で以下の成果物を出す。または完成イメージの状態にする。それをこの後の作業につなげる。
| 成果物、完成イメージ、他 | この後の作業 |
|---|---|
| ・(案件・業務に関する)取りまとめメモ ・必要に応じて、(現行/理想の)業務フロー |
・企画案の検討 ・技術・業務関連調査 ・ヒアリング |
◆作業上のポイント、注意点
まとめた結果、また疑問や不明点が生まれたら再度質問・確認し、情報を正確にする。
- 一度しか聞けないわけではないので、遠慮せずに聞くべきことは聞いていい。
(だからといって、聞ける時に聞かないなど無駄なことはしない。最少の時間で最大の情報を得るような時間効率を考える。)
ドキュメント化は情報を明確にするためには必要な作業だが、相手に提出する必要が特になければ、あまり凝ったりしない。
今ここでしなくてもいい作業に、時間をかけすぎない。
- 内容さえ整理されていれば、「見せるための」ドキュメント整形は、後でもできる。
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