1.関連技術調査
◆作業の概要、目的、タイミング
システム企画や開発計画を立てるにあたって、システムやネットワーク、セキュリティの実現方式などを知っておく。
- 各技術の仕組み、メリット/デメリット、前提条件・適用可能環境、コストなどを把握しておく。
- 基礎知識や一般知識はもちろん、最新トレンドなども意識する。
企画・提案フェーズにかかわらず、開発時やそれ以外でも、いつでも必要に応じて行うべきこと。
◆事前に必要なもの、情報
この作業の前段階として以下の作業を行い、また、作業に必要な情報として以下のものや情報等を用意しておく。
| この前の作業 | 事前情報、他 |
|---|---|
| ・(随時) | ・コンピュータの基礎知識 ・書籍、ネット、上司・先輩など様々な情報源 |
◆具体的な作業項目、手順
書籍、業界雑誌・技術雑誌、ネットなどで調べる
- メディアさえあれば手軽で、1人でどこでもできる。
- ただ、「何を調べるか」を明確に分かっていないと、効率が悪い。方向性を間違えることもある。
- 調べたことはその内容だけでなく、「いつ、どこで見つけた情報か」もあわせてメモしておくといい。
けっこう、見返すことはある。
詳しい人に聞く、試す
- (当然だが)誰かいないとできなかったり、最低限の基礎知識が必要となる。
- 自分が知りたいこと/やりたいことに対してダイレクトに答えをもらえるので、効率がいい。
- 人に聞く場合、最低限のビジネスマナーや「お願いする」姿勢も大切。
- 「○○とは何か」「○○はできるのか」というような表面的な質問だけでなく、「なぜ、そのことを質問しているのか」という背景をあわせて伝えるとさらに効率がいい。
場合によっては、自分では気付かなかったやり方や関連情報を教えてもらえる。
システム企画時点での、技術調査のポイント
- 用語、○○とは何か
- ○○をするには、どんな手段があるか、どんな環境・費用が必要か
- ○○はできるのか、その前提条件
- なぜ、○○が必要か/不要か
- ○○を使う上でのメリット/デメリット
これらを、システム企画・開発計画に反映させる。
◆成果物、最終イメージ、作業例
この作業で以下の成果物を出す。または完成イメージの状態にする。それをこの後の作業につなげる。
| 成果物、完成イメージ、他 | この後の作業 |
|---|---|
| ・調査資料、メモ | ・(いろいろな作業) |
◆作業上のポイント、注意点
調べるにしろ聞くにしろ、最低限のコンピュータ用語などが分からないと話についていけないことも多い。
- 情報処理試験の勉強をしたり、業界誌や新聞を読んだり、上司・先輩といろいろな話をしたりして、日頃から情報収集を心がける。
- 上司・先輩と日頃から話をする(仕事の話でも、それ以外でも)ことは、分からないことがあったときに聞きやすくなることにもつながる。
日頃のコミュニケーションが大切。
自分の責任範囲を果たすことは大切だが、自分1人で何でも調べようとするのは、かえって効率が悪い。
- 自分のフィールド外のことは誰でも自信がないので、なかなか勇気を持って人に聞いたり試したりすることは難しい。
だが、仕事で必要な勉強や調査は「ある期間内/時間内に」やることが求められるので、1人でのんびり調べていてはいつまでたっても終わらない。
1人では1時間かかっても分からないことが、人に聞いたり試したりしたら、5分で終わることもよくある。 - 勉強や調査であっても「成果」を出すことを意識して、積極的に聞いたり試したりしたほうがいい。
- 原則として、1人で30分近くやっても分からないことは、誰かに聞く。
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