5.サンプル画面作成、調整
◆作業の概要、目的、タイミング
デザインイメージの候補に合わせて、サンプル画面を作成する。
ユーザに見てもらい、必要に応じて調整する。
- 紙や言葉だけでは分からないことも多いので、(完全なものでなくていいので)サンプル画面を作成し、それをもとにユーザと調整する。
共通部分を完全に決定してしまう前、全画面の作成に入る前に、1回でもいいのでやっておくといい。
- 紙ベースの調整と並行か、前後するタイミングで行う。
- 完全に決定した(つもりの)後で画面の確認を行うと、「実際に見てみたら、やっぱり別のほうがいい」ということもある。決めてしまう前に仮の段階で、サンプル画面の作成と確認をしたほうがいい。
同様に、全画面の作成に入ってしまってから共通部分に変更が入った場合、(変更が多くの画面に渡るので)戻り作業が大きくなる。
◆事前に必要なもの、情報
この作業の前段階として以下の作業を行い、また、作業に必要な情報として以下のものや情報等を用意しておく。
| この前の作業 | 事前情報、他 |
|---|---|
| ・メニュー体系図の作成 ・デザインイメージの検討、調整 |
・メニュー体系図 ・デザインイメージ案 ・技術知識(マシン、ソフト、プログラム言語) |
◆具体的な作業項目、手順
メニュー体系・デザインイメージ案に応じて、1つまたはいくつかの画面サンプルを作成する。
- 細かい部分まで完全に作成する必要はない。また、複雑な機能部分まで作成する必要もない。
大まかな見た目のイメージ、操作イメージが伝わればいい。 - もともと意味合いの小さい画面サンプルを先に作っても、全体のイメージを把握できないので、それなりに意味を持った画面を選んでサンプルとしたほうがいい。
- 細かい部分まで完全に作成する必要はない。また、複雑な機能部分まで作成する必要もない。
それをユーザに見てもらい、要望などを聞く。
サンプルを作成する際に、あわせて技術的な確認をする。
スムーズに製造を進められるよう、作業上の進め方も考えながら行う。
- そもそも、技術的に可能なのか
- 作成時に事前に準備しておいたほうがいいことや、決めておいたほうがいいことはあるか
- 効率的な作成の仕方
◆成果物、最終イメージ、作業例
この作業で以下の成果物を出す。または完成イメージの状態にする。それをこの後の作業につなげる。
| 成果物、完成イメージ、他 | この後の作業 |
|---|---|
| ・サンプル画面 | ・各画面設計 |
◆作業上のポイント、注意点
サンプルはあくまで「確認・調整のための材料」であって、ここで作ったものがすべて使えると思わないほうがいい。
- 細かく作り込みすぎると、「そうではなく、こうしてくれ」と言われると、がっかりする。
変更の手間も大きい。あらかじめ「だいたいのイメージを確認するためのもの」と割り切っておいたほうがいい。
ユーザは画面を見ると、つい「あれもこれも」と要望がふくらみがちになる。
要望をどこまで聞き、取り入れるか、判断する必要がある。
- 技術的に可能なもの、大きな手間を取られないような変更は、なるべく聞き入れる。
技術的に難しいもの、大きな手間がかかるようなものは、きちんと伝え、理解を求める。 - 部分だけを見ていろいろ変えていると、全体との整合性が取れなくなることがあるので注意。
全体を見て、「こうしたほうがいいのでは」と思うことは、はっきりと伝える。
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